フリューゲル共和国は、1945年6月12日に正式に誕生した。基本は平和を愛する国である。大統領制ではあるが、殆どの確率で大統領は元フリューゲル王国国王家の血筋のダクティネス家の人になるという不思議がある(そもそもダクティネス家に張り合おうとする人が現れないのが原因か、ほぼ大統領選挙は信任投票のようなものである)。国内最大の企業はオイレ軍需工業である(以後オイレ軍工という)。オイレ軍工は、第二次自由への翼革命(歴史の部分に後述する)において、革命軍の兵器の開発、製造を担当した人達が革命軍元帥(元フリューゲル王国国王フォード)の弟、シュヴァルベの元に集まって企業化した歴史を持ち、以降は社長をそのシュヴァルベの子孫が代々務めている。フリューゲル共和国の兵器は開発から製造に至るまで殆どこのオイレ軍需工業に一任されており、共和国政府は兵器の要求をするだけであるので、持ちつ持たれつの関係、非常に良好な関係を築いている。
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